11月6日
darai
今日は8:00くらいから朝ごはんを食べにリベルダージに行った。そうしたついでに久保原さんの働いていたサンパウロ新聞の会社を見たり、危険なところはこういう所だという場所に行って久保原さんから説明を受けたりしていたら偶然市場にぶつかった。うちの近所の市場とは比べ物にならないとても広い市場で果物やらの食品がたくさん売られている。なんか買ってみようと思い自分はバナナを昼ごはんにするつもりで買ってみた。一房12本で1.5ヘアル、たぶん安い、それにおいしかった。そうしたら久保原さん達も果物をたくさん買ってて果物パーティが後で開かれそうな勢いになった。果物屋はすぐに試食できてよかった。久保原さんの交渉は巧みでよくおまけもしてくれた。
市場から宿に戻るとうちらは五人は二と三に分かれて別行動になり、自分は久保原さんと昨日と同じ公園に行った。昨日は最寄の駅からタクシーで行ったが、今日は歩いていこうということになり、駅から道を尋ねつつ公園へ向かった。暑かったので上半身裸で歩いてみたが別に何とも恥ずかしくなくて、シャツも汚れないし一石二鳥じゃね?っていう感じだった。公園に着き講習会が始まると、昨日のように動きではなくて楽器についての知識や、メストリたちの話を聞いた。でもポルトガル語だったので残念なことによくわからなかった。そこでホナルドに「メストリたちは何ていってるの?」と聞いたら「自分にとってのカポエイラについてだよ」と教えてくれた。しかもその後に久保原さんに「メストリたちが何を言っていたのか彼に教えてあげてください」と言ってくれた、ありがとう。
その後場所を変えてホーダをやりにいった。車で行く人、バスで行く人がいてバスで行く人についてった。移動中は雑談するものだけど自分はまったく喋れずカポエイラの技名で日常会話できないしなあとか思っていた。公園に無事に着いたが、入園時間を過ぎてて客はぞろぞろと帰り始めていた。でもなんとか交渉して中に入る。みんなが交渉とか仲間と連絡を取ったりしているとき、突然公園の外でカップルの男を男達が殴りつけて靴を奪うという事件が自分がよそ見しているうちに勃発、自分も気をつけなくては、とか殴るところを見たかったなとか思った。ホーダしているとこに行くと、うちらの別行動だった三人も先に到着しててアンゴラのホーダに加わっていた。ジョーゴは昨日は寝ていたが今日はしっかり見えた。自分は楽器しかやれなくて少し残念、、、だったがあの中でやるのは恥ずかしいというレベルの高さのホーダでブラジルすげーなーと思った。その後別れの時にみんなに握手して回ったがみんな明るくお別れを行ってくれて本当にうれしかった。
その足でサンパウロ新聞で働いていて久保原さんの友人の松本さんの家に行った。松本さんの家はその住宅地に入るためには番のいる門をくぐらなければいけないようになっているくらい厳重に守られている一帯で、松本さん家は奥さん、奥さんのお母さんもいて自分達を温かく迎えてくれた。夕食にカレーと味噌汁をご馳走になった。ブラジルで日本人の作ったカレーや味噌汁を食べられるとは思ってなかったので喜んで頂く。食事が終わるとお酒がどんどん出てきて驚いた。松本さんは久保原さんと会社のことを話したり、自分たちに質問したりして、とても気さくな感じの人だった。奥さんはとても明るくて元気な人で久保原さんにもつっこみをいれてて面白かった。ピンガと言うサトウキビの焼酎が出てきて、まずヴィアグラさんがやられ、松本さんの奥さんはヴィアグラさんがちょっと詰まりやすいトイレを詰まらせないか少し心配していた。あとモランゴさんとガルソンさんが仲がいいので、これまた松本さんの奥さんが若いっていいわよねーって言うようなことを言っていた。話は弾んで最後には日本の懐メロまで飛び出す楽しい一夜だった。松本さんの家から宿に戻った後、ガルソンさんもピンガにやられてしまったようで自分は宿で「介抱する久保原さん」というなかなか見られないものをみて夜は更けていった。